せどり業の青色申告(5) -知っておくべきこと


発生主義

青色申告では、発生主義を原則としています。
発生主義とは…wikipediaによれば
「発生主義(はっせいしゅぎ、accrual basis)とは会計原則の一つで、現金の収入や支出に関係なく、経済的事象の発生または変化に基きその時点で収益または費用を計上しなければならないとするもの。収益と費用を現金の受け渡しの時点で認識する会計原則である「現金主義」と対比される概念である。これらを用いた会計手法は通常、「発生主義会計」や「現金主義会計」と呼ばれる。」

分かったような分からないような(^^;)
まあ、青色申告の解説本を読んで戴くと、もっと分かりやすい解説があると思います。

ただ、この原則は仕分け(記帳)の基準となるので、しっかりと念頭においておいて下さい。
頭の中で理解はできても、実際に記帳する段になって、どの時点を発生時点とするべきなのか迷います。これについては、個々の記帳の項目で解説します。

事業用口座と個人の口座の分離

個人事業主の場合、事業用のお金と個人のお金とは、別に管理しなければなりません。
理想的には、個人用口座と事業用口座を分離したいのですが、実際問題として銀行口座をたくさん作ることになり、また分離したとしても個人用の口座のお金を仕入れなどに使ってしまうといったことは起こると思います。
その場合でも、記帳の仕方でちゃんと処理はできます。

ただ、基本的にどの口座が個人用で、どの口座が事業用かは決めておかないといけません。 それによって、記帳の仕方が全く変わるからです。
当然、年度の途中で口座を切り換えることはできません。

個人用の口座については、事業とは関係ないので、事業用の口座から、個人の口座にお金をやりとりした時を除き、その出入りを記帳する必要はありません。

現金に関しても同じです。
事業用のお金と個人のお金は分離して管理しなければなりません。

とは言っても、実際問題としては、個人のお金を仕入れに使ったり、事業で稼いだおかねを生活費で使う訳ですから、この二つの口座の間でのおかねのやりとりができないと困ります。
それを行うのが、 事業主借りと事業主貸し と呼ばれるものです。

これに関しては、ここにわかり説明があります。
https://biz.moneyforward.com/blog/kojin-kaikei/proprietors-draw-funds/

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