せどり業の青色申告(8) -記帳の例(売上編)


Amazon編

Amazonで、3,300の商品が売れた場合、商品ごとに

(借方)売掛金 3,300 / (貸方)Amazon経由販売 3,300

と仕訳します。
売上は、あくまで購入者が払った金額です。
実際には、この金額がこちらに払い込まれる訳ではありませんが、Amazonは
販売委託先で、入金時の仕訳で、売上から手数料をAmazonに払うという前提で
処理します。

この時点では、まだ手元に代金が入っていないので、借方は売掛金となります。
仕訳の日付は「発生主義のせどり業の青色申告(6) – どの時点を発生時点とするか」の項で述べたように、「注文に対する支払い」の日付です。

ヤフオク編

振込決済の場合

(借方)普通預金 3,300/(貸方)売上高 3,300

口座に現金が振込まれた日を発生日としています。
そのため、売上が上がったら、そのまま銀行口座に入ります。
仕訳が1回で済みます。

【送料について】

落札品の送料については経費ですから、送った日に以下のように仕訳します。
その日に、レターパックプラスを購入して送ったとすると、

(借方) 荷造運賃 510 / (貸方)現金 510

クリックポストでクレジット利用の場合

(借方) 荷造運賃 164 / (貸方) 買掛け 164

この場合の、経費支払いについては、記帳の例(経費編)を参照して下さい。

2014年度は、クリックポストを利用していなかったので、実績はないのですが、多分これで良いと思います(汗)

Yahooかんたん決済の場合

この場合、取引確定時には売掛金として仕訳しています。

(借方)売掛金 3,300/(貸方)売上高 3,300

金額は、送料込みの額です。
送料の経費化は、別の項で述べます。

口座に現金が振込まれた日に、別に仕訳が必要となります。

【参照】

「発生主義のせどり業の青色申告(6) – どの時点を発生時点とするか」

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